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  • 生まれも育ちも葛飾柴又

     

    当店は、映画「男はつらいよ」の寅さん誕生のはるか昔、東京が江戸と呼ばれていた文久二(1862)年に「以志ゐ呉服店」として創業いたしました。
     

    当時常連さんへのおもてなしとしてお出ししていた茶菓子や漬物が評判となり、戦後は「い志い」の名で帝釈天に集う善男善女のための茶店としての営業をはじめ、現在に至ります。
     

  • 受け継いできた帝釈天参道で最古の築200年の木造店舗

     

    私どもの代々守り受け継いできた木造店舗は、帝釈天参道で最古の築200年ほどの建物です。
     

    江戸の世から令和の現在に至るまで、大切に補修を繰り返しながら、店舗兼住まいとしてずっと現役で活躍しております。 

    この建物の重厚な佇まい、前土間、揚戸の出入り口などは、「出桁造り」と呼ばれ江戸の商家建築を今に伝えております。
     

    2019年2月、柴又帝釈天を中心とした柴又の景観は、東京都内で初めて国の「重要文化的景観」に選定されました。
     

    これは、代々継承される人々の生業や風土が形成する景観が残る地域として特に重要であること、そしてこの下町情緒豊かな「日本の原風景」を次の世代へと継承するために保護されることを意味しています。
     

  • お客様の楽しいひと時や想い出、笑顔になれる瞬間を作るきっかけに

     

    私どもは菓子や漬物作りを通じて、お客様の楽しいひと時や想い出、笑顔になれる瞬間を作るきっかけの一つになれるよう努力しております。
     

    2018、19年には、有名グルメサイト「食べログ」にて、甘味店として東京百名店に選出されました。有名飲食店が全国から数多く集まる激戦区東京にあって、並み居る名店と並びベスト100位内という好意的なご評価を賜りました。
     

    このご評価をいただいたことを、今後とも日々研鑽を積む原動力としていきたいと思います。